成績の向上は喜ばしいことです。
受験勉強の良いところは、結果が数字になって表れるところだと思います。
ドラゴン桜(第1期)でも言っているように、
数字は平等です。
出来た、出来なかったが明確なので、文句が出にくいです。
ただ一方で、数字だけが学習における成果なのかという疑問もあります。
学習面で優れた成績を残す学生にとって、
大学入試の結果から言えることは、
あくまで学習面で素晴らしい能力を持っている、
という事の証明のみです。
学習成績の結果は、
どれだけ努力をしたのか
どれだけ自分を律したのか
どれだけ戦略を練ったのか
…といった事への評価にはなりません。
極端な話、勉強しなくても80点の人と、
創意工夫をして80点を取る人とでは、
結果から読み取れる意味合いが全く異なります。
特に、社会に出てからは、
学問の成果を出せる能力と業績面での成果を上げれる能力は
異なるパターンが多いように思います。
では、どうしたら、その人にとって一番良い教育になるのか。
つまり、自分にとって最も良い大学受験、
というものを考えてみて欲しいのです。
それは、
ゴールから逆算した受験にしているかどうか
であると当塾では考えます。
目標無き学習は、趣味であり、娯楽です。
(だから楽しいのですが)
娯楽も良いのですが、
そうではなく、
受験における目標を立てる段階から、
何故何のための受験なのか=ゴール
を明確に出来れいれば、
学習に臨む心構え自体が変わってきます。
とにかく点数を取れればいいのだ
といったような成果のみを追い求めるような受験勉強ではなく、
その人らしい結果というものがあると思います。
その結果に向けて、
人それぞれのベストな過程というは、
表面的に似通ることはあったとしても、
本質的には人によって異なるはずです。
ベストな過程をもって学習に臨むとどんな事が起きるかというと、
社会人になった時に必要になる能力が
学習を通じて身についていくという事につながります。
ゴールがあるのなら、
受験なんてその為のステップでしかないのですから、
ゴールにつながる能力が身につくのは当たり前のことだと思います。
そういった指導を出来ているかどうかは、
今の大学受験では見えないでしょうし、
出来ていないくても同じ合格です。
でも、違いが出てくるのは大学に入ってからなので、
可視化を出来るようになるのはもう少し先の事だと思います。
当塾は、
そういった見えない過程を大切にしながらも、
成果を出しています。
だから、大学へ入学した後の伸びが違うのです。
気合入ってますよ、
うちの卒業生たち。