前回の続きです。
声に出し:音読
耳で聞く:リスニング
といった何をやるのかに加えて、
実施時に重要なポイントは2つあります。
それは、
「英語を英語のまま読むこと」
「英語は前から前から読むこと」
この2つが非常大切です。
(ネイティブになりきればより良いです)
返り読みをしない。
和訳をしない。
という事ですね。
これを徹底することで、
①読解のスピードが上がる
②理解が深まる(ネイティブな感覚が身につく)
③やっていて楽しい
といった利点が発生します。
特に①は重要です。
読解スピードが上がるという事は、
学習スピード自体も加速するという事です。
だから、前回も記載したように、
まず和訳を見てしまえば良いです。
古文・漢文も同じです。
先に和訳を見て、精読し、あとは音読を繰り返します。
古文に関しては、
適宜、単語帳を追加したほうがいい場合もありますが、
読解の力はこれで十分身につきます。
おすすめ教材を上げておきます。
【英語】
①速読英単語:入門編・必修編・上級編
②速読英熟語
これらをやればやるほどいいですが、
苦手な人は入門~必修をやり、
そこそこ英語が得意で、阪大以上の難関校を狙う人は必修~上級をやります。
どちらでもない人は必修編のみで十分です。
その分、何十週もやってください。
速読英熟語は、全受験生が必修だと思います。
【古文】
①古文上達基礎編(Z会)
②マーク式基礎問題集 古文(河合塾)
の2冊が圧倒的におススメです。
古文上達基礎編は、
上級編になってしまうとレイアウトがガラリと変わるので注意です。
やはり先に和訳を読みます。
【漢文】
①早覚え速答法のP.186~191(学研)
②マーク式基礎問題集 漢文(河合塾)
作者である田中雄二先生の仰る通り、
音読用に用意された6ページを何度も何度も音読すべきです。
ただし、漢文世界の雰囲気を掴むためにも、
実際の問題にも複数触れることが大切です。
具体的には、河合塾さんのマーク式基礎問題集が良いと思います。
英作や和訳についても、もう少し述べておきたいので、
これらについては次回に続きます。