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理系の勉強法について①

数学・物理は暗記です。

ただし、理解を伴うパターン暗記です。

 

ドラゴン桜(1期)の2巻に書かれているように、

「スポーツで例えると、卓球のようなもの」

というのが素晴らしい例えだと思います。

 

■見た瞬間にわかる問題をどれだけあるか?

■特に基礎レベルで、抜け漏れなく全部の問題が見た瞬間に解けるか?

をまずは追求しましょう。

 

これに補足するのであれば、

あとは正確なで素早い計算力の修得と、

アウトプットのコツ(過去問などの実施時期や復習頻度)

を知っているかどうかだと思います。

 

具体的な勉強法の説明に移ります。

まず、教科書の例題レベルを全て完璧にします。

出来るだけ学校で使っている教材を活用しましょう。

ただし、解説が詳しいことが前提です。

 

というのも、数学を筆頭とする理系科目は、

どうしても授業のスピードより

自習のスピードの方が早くなります。

 

例えば、

授業1時間で先生が解説してくださるのが3問だとすると、

自分でやったら倍以上は出来ると思います。

授業の進度に合わせていては、

よほど実力がないと間に合いません。

 

ただし、解説を理解出来ず、

「これは何故こうなるのだろう…」

と理解に苦しむ時間が発生してしまっては

元も子もありません。

 

したがって、

例題レベルの教材が豊富に載っていて、

かつ、

解説が非常に詳しい教材を選びましょう。

 

個人的なおススメとしては、

「これでわかる数学」シリーズを推します。

応用例題には難しい問題も含まれているので、

基本例題をまず全部できるようになりましょう。

 

クリアー等といった教科書傍用問題集を

使っている学校も多いと思いますが、

数学が得意であればそのまま、その教材を何周もしましょう。

不得意であれば、

前述した教材を参考書として使うのがお勧めです。

 

そもそも答えや解説が配られていない学校

(先生の解説をメインとする場合)は、

予習・復習を大切にしましょう。

 

ちなみに、問題を解く際は「まず解説を見てOK」です。

 

解説を見て理解し、

(このタイミングでわからないのなら、誰かに聞く)

解説を隠して必ずその場でもう一度解きなおす。

これを何度も何度も繰り返します。

大体10周位したら基礎が身についてきます。

 

その場でやるのが何より重要です。

解説を理解しただけでは、頭に入りません。

何度も記載しますが、数学は暗記です。

  

何故すぐに答えを見ていいのかについてですが、

誤解を恐れずに記載すると、

基礎レベルの数学に発想力などは必要ありません。 

もちろん閃きもいりません。

まずは圧倒的な詰め込み知識の量がいるのです。

 

そして、詰め込み知識から新しい何か(現実には問い)

を生み出すレベルまで大学受験で問われることは殆どありません。

というか、そこまで行くと数学者の能力です。

 

大学受験の数学は殆どが基礎レベル~標準レベルです。

なので、

「問題を解けるレベルまで、知っているかどうか」

が全てだと思って構いません。

  

次回に続きます。

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