前回の続きです。
繰り返しますが、暗記よりも先に、
流れだけ抑えてしまったら問題を解くことが重要です。
またもう一点ポイントがあります。
それは、
『情報を一つの教材に集約すること』
です。※ただし、資料集などの写真は例外とします。
教科書やメイン教材として選んだ参考書を、
問題集を使って書き込むことで、
どんどん成長させていくという事ですね。
これが、前回項目としてあげた中の
④メイン教材(出来れば教科書)へ問題を解くのに必要な知識等を書き込む
にあたります。
こうする事で復習の効率も上がり、
頭も整理され、
成績の上がり方も安定してきます。
歴史・暗記系科目において情報を集約させた
教材を用意するという事は非常に重要です。
最後に、
⑤メイン教材を覚える
をやっていきます。
ちなみに、チェックペン(暗記ペン)を引いて
用語を覚えていくことは勧めません。
何度も何度も読み込んで、
流れと一緒に覚えていくのが一番です。
音読をしたり、説明する練習をしてみたりしながら、
工夫をして何度も学習をしましょう。
私立文系などで用語が問われる場合は、
1問1答の教材で保管するほうがいいでしょう。
2種類出ていますが、
両方とも良書なのでどちらでも良いと思います。
ちなみに、定期試験レベルであれば
「他人に説明をする」
というのが非常に有効です。
先生役を生徒役に分かれて、
範囲を決めてお互いに説明し合い、
抜け漏れがあるところは補完し合いましょう。
時間はかかりますが、
楽しく覚えていけるはずです。
暗記系科目はやりこめば必ず点数につながります。
ただし、私立文系の上位校などは非常に難易度が高く、
諦めそうになることも多いかもしれませんが、
今回記載したやり方を用いてやり抜いてください。
歴史・暗記系科目については以上です。
地理・倫理・政経・現代社会についてだけはまだ触れていませんので、
次回に記載します。