季節の変わり目の影響か、
不安や心配事が普段よりも大きくなっている人が多いように感じます。
そういった影響がある中で、
最近は進路指導をする日が多くなってきました。
私は元々、
東京の会社で人事をやっていましたので、
人生の岐路になるシーンに立ち会う事を
多く経験していると思います。
そんな経験を持ちつつ、
塾の業務として進路面談をする中で、
進路に迷っている人と話すこともあります。
その時に思っていることですが、
先に結論を書いてしまうと、
「進路は既に決まっている」
が私の持論です。
どういうことかというと、
進路という人生を決めるような決断は、
無意識レベルで、
自分は事前に決定しているという事です。
もちろん、周りの人のアドバイスによって
考えを変える可能性もありますが、
私の経験的に少ないように思います。
もしくは、
一時的に変えたとしても、
やっぱり元に戻ってしまいます。
メリット・デメリットを
それぞれで比較したりするのは
とても大切な事なのですが、
なんだかんだ言って、最後は
自分の心の本音が勝つ事が多いと思います。
簡単に言うと気持ちで決めるという事ですね。
そして、私はそれで良いと思っています。
というかその為に感情はあるのですから。
また、理論的に比較して納得したとしても、
「本当はこう思っている」
という本音がめちゃくちゃ強力です。
だから、進路に関して迷っている時は、
妥協とかは実は存在せず、
元々本心では決まっていたことが
結果として結論になる事が多いように感じます。
周囲が出来ることは、
本人が本心を言う上で、
それをブロックしている何かしらの障害を
丁寧に除いてあげる事くらいだと思います。
もしこのブログを読んでくださっている人の中で、
何かしらに迷っている人がいて、
実はこっちが良いと思っているような道があるのであれば、
その道を選んだら良いです。
それがきっと後悔しない道です。
「やって後悔するのと、やらずに後悔するのでは～」
といった言葉がありますが、
私は
「やって後悔しないような道にしてください」
と伝えています。
進路は既に決まっています。
だから思っていることを言えば大丈夫ですよ。
応援しています！
