学びに来ていただく特性上、
「素直さ」
を持ちなさい。
言う事をそのまま実行しなさい。
言われていることを聞きなさい。
…という指導者の方が多いと思います。
(私も開業当初はそうでした)
それは当然の事のように思えるかもしれませんが、
生徒の立場になってみると
「本当にそうか?」
と、私は思うようになりました。
もし大人の方がこのブログをご覧になっていたら
「他人のアドバイスってどれくらい素直に実行していますか?」
と自分に問いかけてみてください。
素直にやれていないことが殆どではないでしょうか?
”人は変わりたいと思っているが
変えられるのは嫌がる”
そんな性質を持っていると私は師から教わりました。
だから、
子供は正論では動ないと思っていますし、
素直さが必要だとわかっていても、
実行できない
合理的に動けない
という子供がいるのなら、
それが自然です。
大人ですらそうなんですから。
となると、
「素直さを持ってきてほしい」
と言うのは、
自分達の事を棚に上げた、
指導者側の都合でしかないのかもしれません。
自戒を込めて、
私はそう思うようになってきています。
素直じゃなくて良いです。
それが普通です。笑
大丈夫、それで良いですよ。
あなたが納得できる答えを、
一緒に探しましょう。
合理的でない自分を解決するために、
合理的にやれるように一緒に考えましょう。
わかっていてもやれないことに対して、
イラっとすることもあるでしょうし、
嫌になる日もあるでしょう。
そんな毎日と向き合うなかで、
大人や権威に答えを押し付けられるのではなく、
自分の心に嘘をつかず
自分で自分の気持ちを選択することが
重要だと思っています。
そんなことを思いながら
生徒たちと、
色んな問題の起きる毎日を一緒に過ごしています。
大変ですが、
それで良いし、それが良い。
そう思う塾なんです。
いつでもご連絡をください。
あなたの考えを、聞かせてください。